問39 2014年1月実技資産設計提案業務

問39 問題文と解答・解説

問39 問題文

和代さんは、遺族厚生年金には加算額があると聞き、どのような場合に遺族厚生年金に加算が行われるかを、FPの倉田さんに質問した。倉田さんが説明した遺族厚生年金の加算に関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。

遺族厚生年金の受給権者である妻が次のいずれかの要件に該当するときは、妻の遺族厚生年金に( ア )から65歳に達するまでの間、一定額の加算が行われる。これを( イ )という。
・夫の死亡当時、( ア )以上65歳未満の妻
・夫の死亡当時、( ア )未満で、その後( ア )に達したときに子と生計を同じくしていた妻
※子とは遺族基礎年金の支給を受けることができる遺族の条件に該当する子をいう。

ただし、長期要件による遺族厚生年金については、死亡した夫の厚生年金保険の被保険者期間が原則として( ウ )以上なければ、( イ )は加算されない。

<語群>
1. 20年  2. 25年  3. 30年
4. 35歳  5. 40歳  6. 45歳
7.加給年金  8.経過的寡婦加算  9.中高齢寡婦加算

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問39 解答・解説

遺族厚生年金の中高齢寡婦加算に関する問題です。

夫死亡時に40歳以上で子のいない妻や、子があってもその子が遺族基礎年金における加算対象外となったときに40歳以上の妻には、遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算されます。
また、65歳になると、自身の老齢基礎年金を受給できるようになるため、中高齢寡婦寡婦加算は終了します。

ただし、死亡した夫が、老齢厚生年金の受給者だったり、老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている場合(長期要件)は、夫の厚生年金の被保険者期間が20年以上であることが必要です。
遺族厚生年金は、サラリーマン等の厚生年金による給付ですが、途中で脱サラして国民年金になった人に対しても、加給年金同様に、被保険者期間が20年以上あれば、長期要件として支給対象となるんです。

以上により正解は、(ア)5. 40歳 (イ)9.中高齢寡婦加算 (ウ)1. 20年

問38             問40

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