2級FP過去問解説　第2問　2014年1月実技（個人資産）

会社役員のＡさん（52歳）は，これまで上場株式を中心に投資してきたが，通貨の分散を図る観点から，最近は外貨運用に興味を持っている。Ａさんは，まずは豪ドル建て ＭＭ Ｆおよび下記の米ドル建て定期預金にそれぞれ投資（預入）し，その後は外国為替相場の動向を注視しながら，投資（預入）額の増減を検討するつもりである。
また，Ａさんは，証券会社の営業担当者から「非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得および譲渡所得等の非課税措置（以下，当該非課税措置は『ＮＩＳＡ』，当該非課税口座は『ＮＩＳＡ口座』という）」を利用して，上場株式を追加購入することを勧められているが，その内容等について，改めて確認したいと考えている。なお，Ａさんが現在保有している上場株式は，特定口座の源泉徴収選択口座内で保管されている。
そこで，Ａさんは，ファイナンシャル・プランナーのＭさんに相談することにした。

〈米ドル建て定期預金の概要〉
・預入金額 ： 10,000米ドル
・預入期間 ： ６カ月満期
・利率（年率） ： 1.00％（満期時一括支払）
・適用為替レート（円／米ドル）


※上記以外の条件は考慮せず，各問に従うこと。

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