問4 2014年1月実技中小事業主資産相談業務
問4 問題文
Mさんは,Aさんに対して,個人向け国債の特徴について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句を,下記の〈語句群〉のイ〜ヲのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
「平成26年1月26日現在において,新規発行の個人向け国債は,( 1 ),固定金利型5年満期,( 2 )の3種類です。3種類の個人向け国債の購入単位は,いずれも( 3 )単位であり,利子は年2回支払われます。
平成22年7月から発行が始まった( 1 ),固定金利型5年満期は,発行時に決定された利率は満期まで変わりませんが,( 2 )については,適用利率が半年ごとに見直されます。なお,いずれの個人向け国債も,原則として,発行後( 4 )を経過すれば,額面金額に経過利子相当額を加えた額から直前2回分の利子(税引後)を控除した金額で換金することができます」
〈語句群〉
イ.固定金利型2年満期 ロ.固定金利型3年満期 ハ.固定金利型10年満期
ニ.変動金利型2年満期 ホ.変動金利型3年満期 ヘ.変動金利型10年満期
ト.1万円 チ.5万円 リ.10万円 ヌ.半年 ル.1年 ヲ.2年
問4 解答・解説
個人向け国債に関する問題です。
個人向け国債は、変動10年・固定5年・固定3年の3種類があり、全て利払い半年ごとです。また3年、5年、10年物全てで1万円から購入できます。
3年固定・5年固定は発行時から満期まで利率は変わりませんが、変動10年の個人向け国債の適用利率は、「基準金利×0.66」で、基準金利は金融機関が売買する10年固定利付国債の利回りをもとに、半年ごとに見直されます。
また、個人向け国債は、3年固定・5年固定・10年変動のいずれも、発行から1年経過後、理由を問わずいつでも換金可能です。
以上により正解は、
(1) ロ.固定金利型3年満期、 (2) ヘ.変動金利型10年満期、 (3) ト.1万円、 (4) ル.1年
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