問14 2013年9月実技資産設計提案業務
問14 問題文
自動車損害賠償責任保険(以下「自賠責保険」という)に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)自賠責保険は、原動機付き自転車を除くすべての自動車に加入が義務付けられている。
(イ)自賠責保険の被保険者は、自動車の保有者と運転者である。
(ウ)死亡事故の場合、自賠責保険から支払われる保険金の支払限度額は、死亡による損害に対しては被害者1人当たり3,000万円、死亡に至るまでの傷害による損害に対しては被害者1人当たり120万円となっている。
(エ)自賠責保険の保険料は、取り扱う損害保険会社や共済組合によって異なる。
問14 解答・解説
自賠責保険に関する問題です。
(ア)は、×。自賠責保険は、人身事故を補償対象とする、加入義務がある強制保険で、加入なしに運行することはできません(2輪車や原付含む)。
(イ)は、○。自賠責保険は、運行供用者(自動車等の保有者または運転者等)が自動車等の運行によって他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。
つまり、自賠責保険は自動車の保有者と運転者を被保険者とし、交通事故による他人への損害賠償責任を補償する保険というわけです。
(ウ)は、○。自賠責保険の支払限度額は、被害者1名につき、死亡による損害については最高3,000万円、傷害による損害については最高120万円です。
なお、一定の後遺障害の場合は最高4,000万円です。
(エ)は、×。自賠責保険の保険料は、一部の離島などを除いて、取り扱う損害保険会社や共済組合に関わらず同一ですが、保険対象とする自動車の車種や保険期間によって異なります。
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