問10 2013年9月実技個人資産相談業務
問10 問題文
不動産の有効活用法についてMさんが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1) 土地信託方式の場合,信託会社による配当の保証のもと,信託会社が土地所有者に代わって土地の運用を行う。
(2) 定期借地権方式の場合,定期借地権を設定した土地は,原則として,契約期間終了時に更地で返還される。
(3) 事業受託方式の場合,土地所有者は建物建築資金を拠出することなく,土地活用事業のいっさいをデベロッパー等の業者に任せることができる。
問10 解答・解説
土地の有効活用方法に関する問題です。
(1) は、×。土地信託方式は、土地の権利者が信託銀行に土地を信託し、信託銀行が資金調達から建設・管理・運営まで行なう方法で、土地の権利者は資金負担無しで信託配当金を受け取れますが、配当が保証されているわけではなく、運用実績によって変動します。
(2) は、○。定期借地権方式とは、土地の所有権を移転させずに、更新のない土地の賃貸借契約を締結することです。原則として、契約期間終了後は更地で返還され、比較的安定した収入を確保することができます。
(3) は、×。事業受託方式は、土地の権利者が自分で資金調達し、マンション等の建設・管理・運営といった事業のいっさいをデベロッパーに任せる方法です。
権利をそのまま維持でき、業務負担もないが、資金負担大です。
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