第1問 2013年9月実技損保顧客資産相談業務

第1問 問題文と資料

第1問 問題文

会社員のAさん(57歳)は,妻Bさん(55歳)との2人暮らしである。Aさんは,大学卒業後から現在の会社(X社)に勤務している。X社は満60歳定年制を採用しているが,継続雇用制度を導入しているため,60歳以後も継続して勤務することが可能であり,Aさんは継続して勤務することを考えている。
Aさんは60歳を控え,自分や妻Bさんが公的年金をいつから,どのくらい受け取ることができるのかについて関心を持つようになり,また,継続して勤務した場合の社会保険等の取扱いについて理解を深めたいと思っている。そこで,知り合いのファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は,以下のとおりである。

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第1問 資料

<Aさんおよび妻Bさんに関する資料>
(1) Aさん
生年月日 : 昭和31年4月9日
社会保険 : 昭和54年4月から引き続き健康保険,厚生年金保険,雇用保険(一般被保険者)に加入している。
公的年金加入歴 : 下記のとおり。


(2) 妻Bさん(専業主婦)
生年月日 : 昭和33年6月2日

公的年金加入歴 : 20歳からAさんと結婚するまでは国民年金に加入し,保険料を納付。結婚後は第3号被保険者として国民年金に加入している。

※妻Bさんは,現在および将来においてもAさんと同居し,生計維持関係にあるものとする。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する状態にないものとする。

※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。

目次             問1
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