第1問 2013年9月実技生保顧客資産相談業務
第1問 問題文
厚生年金保険に加入していた会社員のAさんは,平成25年9月に44歳で病死した。Aさんには,妻Bさんおよび長男Cさんの2人の家族がいた。妻Bさんは,遺族に対する公的年金給付に関して詳しく知りたいと思い,知り合いのファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Aさんおよび家族に関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料>
(1)Aさん
生年月日 :昭和43年11月9日
死亡年月日 :平成25年9月2日
厚生年金保険の加入歴:平成15年3月まで144月(平均標準報酬月額 300,000円)
平成15年4月から125月(平均標準報酬額 480,000円)
国民年金の加入歴:20歳から就職するまでの大学生であった期間は,国民年金に任意加入していなかった。
(2)妻Bさん
生年月日 :昭和46年10月25日(41歳)
厚生年金保険の加入歴:平成6年4月から 60月(平均標準報酬月額 360,000円)
国民年金の加入歴 :20歳から就職するまでの大学生であった期間は,第1号被保険者として保険料を納付しており,Aさんと結婚してからは,第3号被保険者として加入していた。
(3)長男Cさん(中学生)
生年月日 :平成12年5月3日(13歳)
※妻Bさんおよび長男Cさんは,Aさんと同居し,生計維持関係にあった。
※妻Bさんおよび長男Cさんは,現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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