問53 2013年9月学科

問53 問題文と解答・解説

問53 問題文択一問題

民法における相続人等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.被相続人の嫡出子は被相続人に対して相続権を有するが、被相続人の非嫡出子は相続権を有しない。

2.特別養子となった者は、養親および実親の両方に対して相続権を有する。

3.被相続人の兄弟姉妹は、被相続人に子(その代襲相続人を含む)も直系尊属もいない場合に、被相続人の相続人となる。

4.相続人の欠格事由に該当した者の直系卑属には、代襲相続は認められない。

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問53 解答・解説

法定相続人に関する問題です。

1.は、不適切。非嫡出子は認知されていれば、相続の権利があります
なお、以前は「非嫡出子の相続分は嫡出子相続分の2分の1」とされていましたが、2013年9月に最高裁で違憲判決が出たため、今後はその規定がないものとして扱われます。

2.は、不適切。特別養子縁組とは、養子が戸籍上も実親との親子関係を断絶し、実子と同じ扱いとする縁組ですので、実親に対する相続権は失います。

3.は、適切。配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。 よって、兄弟姉妹が相続人となるのは子も直系尊属もいない場合に限ります。

4.は、不適切。代襲相続は、相続人が、相続前に死亡していた場合、相続に関して不正行為をした場合(相続欠格)、被相続人への虐待や重大な侮辱があった場合(相続人の廃除)に行われますので、不正行為で相続人の欠格事由に該当した場合、不正行為をした本人は相続権を失いますが、その直系卑属が代襲相続することになります。

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