第1問 2013年5月実技個人資産相談業務
第1問 問題文
会社員のAさん(56歳)は妻Bさん(52歳)との2人暮らしである。Aさんは,勤務先の会社(X社)を60歳の定年で退職し,その後再就職等をせずに自らの趣味を楽しみたいと考えているが,その一方で,これまで準備してきた老後資金が退職後の生活資金として十分なものであるのかを不安に思っている。
そこで,Aさんは退職後の公的年金制度について,ファイナンシャル・プランナーに説明を求めている。また,退職後の公的医療保険制度についても説明を受けたいと考えている。
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんおよび妻Bさんに関する資料〉
(1) Aさん(会社員)
昭和31年10月10日生まれ
全国健康保険協会管掌健康保険,厚生年金保険に加入中である。
〔公的年金の加入歴(見込みを含む)〕
(2) 妻Bさん(専業主婦)
昭和35年6月8日生まれ
20歳からAさんと結婚するまでは,国民年金の第1号被保険者として保険料を納付,結婚後は,第3号被保険者として国民年金に加入。
※妻Bさんは,現在および将来においてもAさんと同居し,生計維持関係にあるものとする。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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