問13 2013年5月学科
問13 問題文択一問題
総合福祉団体定期保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.被保険者である役員・従業員が死亡した場合、死亡原因が業務上であるか業務外であるかを問わず、死亡保険金が支払われる。
2.役員・従業員の死亡退職だけでなく、定年退職した場合の退職金の準備としても活用できる。
3.契約の締結に際しては、保険約款に基づく告知および被保険者になることへの加入予定者の同意が必要である。
4.総合福祉団体定期保険は、1年更新の定期保険である。
問13 解答・解説
生命保険による事業活動のリスク管理に関する問題です。
1.は、適切。総合福祉団体定期保険は、被保険者を全従業員、死亡保険金受取人を被保険者の遺族とすることで、従業員死亡時の死亡退職金に備える保険で、死亡原因が業務上か業務外であるかを問わず、死亡保険金が支払われます。
2.は、不適切。総合福祉団体定期保険は、従業員や役員に万一のことがあった場合の保険ですので、無事に定年退職した場合には保険金の支払いはありません。
3.は、適切。総合福祉団体定期保険の加入時には、役員および従業員本人の同意が必要で、保険金請求時においては、被保険者の遺族の了知も必要です。
(つまり、会社が従業員に勝手に保険をかけて、遺族も知らないままに保険金を受け取る、ということはダメ!ということですね。)
4.は、適切。総合福祉団体定期保険は、1年更新の定期保険ですので、企業の福利厚生規程の改定に合わせて、柔軟な保障額の見直しが可能です。
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】