問21 2012年5月実技資産設計提案業務

問21 問題文と解答・解説

問21 問題文

下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額として、正しいものはどれか。
<資料> 
 
注1:奥行価格補正率 1.00
注2:その他の記載のない条件については、一切考慮しないものとする。

1.  40,000,000円
2.  60,000,000円
3.  70,000,000円
4. 100,000,000円

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問21 解答・解説

路線価方式による不動産評価に関する問題です。

奥行価格補正率とは、奥行が極端に短かったり長かったりする場合は宅地の利用が難しくなることから、評価額を調整するために定められています。

宅地の自用地評価額=路線価×奥行価格補正率×敷地面積 ですので、
資料の宅地の自用地評価額=250,000円×1.00×400u となります。
(※路線価図の「250D」=250千円/u・借地権割合D)

また、借地権価格=自用地評価額×借地権割合 で、借地権割合はD=60%ですから、
資料の宅地の借地権の評価額=(250,000円×1.00×400u)×60%
             =60,000,000円

従って正解は、60,000,000円

問20              問22-24(資料)
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