問6 2012年5月実技個人資産相談業務

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

仮に,Aさんが下記の〈条件〉により平成23年中に甲株を購入し,同年中に売却した場合の手取り金額(所得税および住民税控除後)を,解答用紙の手順に従い求めなさい。〈答〉は円単位とすること。なお,平成23年中に甲株以外に他の株式等の譲渡はなく,委託手数料等については考慮しないものとする。

〈条件〉
購入株数および売却株数:5,000株
購入時の株価 :600円
売却時の株価 :700円
※特定口座の源泉徴収選択口座を利用するものとする。

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問6 解答・解説

株式売却時の、税引き後の手取り金額に関する問題です。

株式の特定口座での取引する場合、株式の売却代金から所得税・住民税が源泉徴収されます。

まず、Aさんは購入した5,000株を700円で全て売却していますので、売却で手にした約定代金は、
700円×5,000 株=3,500,000円 です。

次に、株式の譲渡所得=(売却時の株価−購入時の株価)×取引株数 ですので、
(700円−600円)×5,000 株=500,000円
株式等に係る譲渡所得の税率は、10%(所得税7%住民税3%)ですから 、
所得税 500,000円×7%=35,000円
住民税 500,000円×3%=15,000円
所得税と住民税の合計額 35,000円+15,000円=50,000円

従って、税引き後の手取り金額は、
約定代金3,500,000円−税金50,000=3450,000円 です。

問5             第3問
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