問4 2012年5月実技個人資産相談業務
問4 問題文
株式指標に関して,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1) 日経平均株価は,株式分割などの権利落ち等の影響を修正した株価指標である。
(2) 東証株価指数(TOPIX)は,昭和43年1月4日の東京証券取引所上場株式全銘柄の平均株価を100として算出されている。
(3) 売買単価は,「売買代金÷出来高(売買高)」により算出される。
問4 解答・解説
株式指標に関する問題です。
(1) は、○。日経平均株価(日経225)は、東証1部225銘柄の修正平均したもので、算出に当たり、株式分割などの権利落ちの影響が修正されます。
つまり、業績は悪くないのに株式分割などで株価が下がった場合、日本の景気まで悪くなったように見えることを防ぐため、値下がりがなかったように修正するわけです。
(2) は、×。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です(昭和43年1月4日の値を100としています)。
単なる全銘柄の平均ではなく、時価総額で加重平均した値(時価の多少を加味した平均)のため、時価総額の高い企業の株価の影響が大きくなります。
(3) は、○。売買単価とは、毎回の株式取引の結果として算出される、一株当たりの平均売買金額を示す指標で、売買代金÷出来高(売買高)により算出されます。
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