問3 2012年5月学科
問3 問題文択一問題
労働者災害補償保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.労働者が業務上の負傷または疾病により、労災指定病院等で療養補償給付として受ける療養の給付については、労働者の一部負担金はない。
2.労働者が業務上の負傷または疾病の療養のために労働することができず、賃金を受けない日が4日以上に及ぶ場合、賃金を受けない日の第4日目から休業補償給付が支給される。
3.労働者の業務上の負傷または疾病が、療養開始後1年を経過しても治癒せず、その傷病による障害の程度が傷病等級に該当する場合、傷病補償年金が支給される。
4.労働者が業務上の災害により死亡したとき、その労働者によって生計を維持されていた遺族が妻のみであった場合、その妻に遺族補償年金が支給される。
問3 解答・解説
労働者災害補償保険に関する問題です。
1.は、適切。労災の療養補償給付とは、労働者が業務上の負傷・疾病により、労災病院・労災指定医療機関で、自己負担無しで療養(医療)の給付を受けることです(現物給付)。
2.は、適切。労災の休業補償給付は、労働者が業務上の負傷・疾病で労働できず、賃金が受けられないときに、休業4日目から支給されます。
3.は、不適切。労働者が業務上の負傷・疾病で、療養開始後1年6ヶ月を経過しても治癒しない場合に、傷病補償年金が支給(傷病による障害が傷病等級に該当することが必要)されます。
4.は、適切。労働者が業務上の災害で死亡すると、労災から遺族補償年金が支給されますが、支給対象は生計を維持されていた配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹(妻以外は年齢等の条件有。)です。
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