問6 2011年9月実技(資産設計)
問6 問題文
下記<資料>の上場不動産投資信託(REIT)に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる銘柄名のアルファベットを解答欄に記入しなさい。
<資料>
銘柄名 1口当たり純資産 1口当たり分配金(年間)
REIT価格
A 491,000円 23,200円 546,000円
B
671,000円 21,600円 693,000円
C
535,000円 27,600円 564,000円
・
1口当たり純資産を用いてREIT価格の割安性を比較した場合、最も割安な銘柄は、( ア )である。
・
最も分配金利回りが高い銘柄は、( イ )である。
問6 解答・解説
投資指標に関する問題です。
投資信託の場合は、「1株当たり」を「1口当たり」、「配当」を「分配金」などと読み替えることで各指標を計算できます。
株式の割安性は、PBR(株価純資産倍率)=株価/1株当たり純資産 を用いることで、比較できます(PBRが低いほど割安)。
銘柄AのPBR=546,000円/491,000円≒1.11倍
銘柄BのPBR=693,000円/671,000円≒1.03倍
銘柄CのPBR=564,000円/535,000円≒1.05倍
よって、銘柄Bが最も割安といえます。
また、配当利回り(%)=1株当たり配当金/株価×100 ですので、
銘柄Aの分配金利回り=23,200円/546,000円×100≒4.25%
銘柄Bの分配金利回り=21,600円/693,000円×100≒3.12%
銘柄Cの分配金利回り=27,600円/564,000円×100≒4.89%
よって、銘柄Cが最も分配金利回りが高いといえます。
従って正解は、(ア)B (イ)C
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