第1問 2011年9月実技損保顧客資産相談業務
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問1》〜《問3》)に答えなさい。
《設
例》
会社員のAさん(34歳)は,現在,第1子を妊娠中(出産予定日は平成23年10月15日)の妻Bさん(34歳)との2人暮らしである。妻Bさんは,現在,出産休暇(産前休暇)を取得中であり,出産後は子が1歳に達するまで育児休業を取得する予定である。
Aさんは,待望の第1子の誕生を控え,あらためて出産に関する健康保険からの給付内容や自分が死亡した場合の公的年金からの給付等について理解を深めたいと思っている。そこで,Aさんは,知り合いであるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
なお,Aさんおよび家族に関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料>
(1)Aさん(会社員)
生年月日:昭和52年4月13日
厚生年金保険・全国健康保険協会管掌健康保険・雇用保険に加入中。
〔公的年金の加入歴〕
厚生年金保険の加入歴:平成15年3月まで36月(平均標準報酬月額270千円)
平成15年4月から101月(平均標準報酬額350千円)
国民年金の加入歴:20歳から就職するまでの大学生であった期間は,国民年金の保険料を納付していた。
(2)妻Bさん(会社員)
生年月日:昭和52年5月15日
厚生年金保険・全国健康保険協会管掌健康保険・雇用保険に加入中。
〔公的年金の加入歴〕
厚生年金保険の加入歴:18歳から現在に至るまで,厚生年金保険の被保険者である。
※妻Bさんは,現在および将来においてもAさんと同居し,生計維持関係にある。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても厚生年金保険法の障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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