第1問 2011年9月実技生保顧客資産相談業務
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問1》〜《問3》)に答えなさい。
《設
例》
会社員のAさん(57歳)は,妻Bさん(47歳)との2人暮らしである。Aさんは,高校卒業後から現在の会社(X社)に勤務している。X社の定年年齢は満60歳であるが,Aさんが希望すれば,60歳以後も継続して勤務することが可能である。
Aさんは,これまで公的年金についてあまり深く考えたことがなかったが,最近,自分の年金がどのくらい支給されるのかなど,公的年金について理解を深めたいと思うようになった。そこで,Aさんは,懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
なお,Aさんおよび家族に関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料>
(1)Aさん(会社員)
生年月日:昭和29年7月14日
〔公的年金の加入歴(見込みを含む)〕
18歳から60歳まで厚生年金保険加入
(
平成15年3月までの加入月数360月、平均標準報酬月額320,000円)
(
平成15年4月以後の加入月数135月、平均標準報酬額 470,000円)
(2)妻Bさん(専業主婦)
生年月日:昭和39年4月25日
公的年金の加入は国民年金のみであり,現在,国民年金の第3号被保険者である。
※妻Bさんは,現在および将来においてもAさんと同居し,生計維持関係にある。
※現在および将来においても,妻Bさんは障害基礎年金の受給権を取得することはなく,Aさんについては厚生年金保険法の障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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