問3 2011年9月実技中小事業主資産相談業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

Cさんは,Aさんから「小規模企業共済制度に加入して掛金を年額600千円,20年間拠出して,年2%で複利運用した場合に,20年後の年金原資はどのくらいになるか」と質問された。下記の係数表から適切な係数を1つ利用して概算額を求めなさい。なお,税金,手数料等は考慮せず,計算過程を示し,答は円単位とすること。

〔資料:20年,2%の各種係数〕
 終価係数      1.4859
 年金終価係数  24.2974
 資本回収係数    0.0612
 年金現価係数  16.3514

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問3 解答・解説

    各種係数に関する問題です。

    Aさんの質問は、掛金の年額60万円を20年間年2%で複利運用しながら積み立てた場合、最終的にいくらになるか?ということです。

    この場合、年金終価係数(一定期間一定の利率で毎年一定額を積み立てて複利運用したとき、将来いくらになるか)を用いて求めることができます。

    毎年の積立額×年金終価係数=将来の積立額合計 ですから、毎年60万円積み立てて、年利2.0%で複利運用した場合の20年後の合計額は、
    60万円×24.2974(20年の年金終価係数)=1457.844万円 ⇒14,578,440円

問2             第2問
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