問35 2011年9月学科
問35 問題文択一問題
所得税の住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.取得する住宅の床面積は50u以上であり、店舗併用住宅の場合は、その2分の1以上が専ら自己の居住の用に供するものでなければならない。
2.中古住宅を取得する場合、その取得日以前一定期間内に建築されたもの、または一定の耐震基準に適合するものでなければならない。
3.住宅ローン控除の適用を受ける年分の合計所得金額は、30,000千円以下でなければならない。
4.住宅ローン控除の対象となる借入金等の償還期間は、15年以上でなければならない。
問35 解答・解説
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)に関する問題です。
1.は、適切。住宅ローン控除を受けるには、家屋の床面積が50u以上であることが必要です。また、店舗併用住宅の場合は、家屋の床面積の2分の1以上が居住用であることが必要です。
2.は、適切。中古住宅を取得する場合、住宅ローン控除を受けるには、取得日以前一定期間内に建築されたものか、一定の耐震基準に適合するものであることが必要です。
3.は、適切。住宅ローン控除を受けるには、その年の合計所得金額が3,000万円以下であることが必要です。
4.は、不適切。住宅ローン控除の適用要件は、借入金の償還期間10年以上です。
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