問25 2011年9月学科
問25 問題文択一問題
株式市場の代表的な指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.株式市場における単純平均株価は、対象となる銘柄の株価の合計を、その銘柄数で除して求められる。
2.株式市場における出来高は、その市場で成立した売買取引の量を数量(株数)で示したものである。
3.東証株価指数(TOPIX)は、対象銘柄の浮動株を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
4.日経平均株価(日経225)の算出の対象銘柄は、全国の証券取引所上場銘柄から選ばれた225銘柄であり、その銘柄の中には大阪証券取引所に単独上場している銘柄も含まれている。
問25 解答・解説
株式市場の指標に関する問題です。
1.は、適切。単純平均株価は、対象となる銘柄の株価合計を銘柄数で除したものです。
単純平均株価=対象銘柄の株価合計÷対象銘柄数
計算方法が簡単で、平均的な株価水準を確認しやすいですが、株式分割等で株価が下がった影響(権利落ち)を修正しないため、株価の連続性をみるのには適していません。
2.は、適切。株式市場の出来高とは、売買が成立した株式数のこと。
同一銘柄の株式で売注文1,000株と買注文1,000株の売買が成立したとき、売買高(出来高)は、1,000株となります。
3.は、適切。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です。
なお、創業者や企業が保有していて市場に流通していない株を、特定株といいます。
4.は、不適切。日経平均株価(日経225)は、東証1部225銘柄を修正平均したものですので、大阪証券取引所や名古屋証券取引所等への単独上場銘柄は含まれません。
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