問40 2011年5月実技(資産設計)

問40 問題文と解答・解説

問40 問題文

    則夫さんの兄の陽一さんは、来月、大学卒業以来勤めている会社を定年退職する。退職後の公的医療保険について、陽一さんが健康保険の任意継続被保険者になることを希望しているため、則夫さんは健康保険の任意継続被保険者についてFPの楠本さんに相談をした。
    全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の任意継続被保険者に関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

    任意継続被保険者とは、資格喪失日の前日まで継続して( ア )以上被保険者であった者が、資格喪失日から( イ )以内に申請することにより、引き続き個人で( ウ )、健康保険に加入できるという制度である。任意継続被保険者の保険料は全額自己負担となる。

    1.(ア)2ヵ月 (イ)14日 (ウ)1年間
    2.(ア)2ヵ月 (イ)20日 (ウ)2年間
    3.(ア)6ヵ月 (イ)20日 (ウ)1年間
    4.(ア)6ヵ月 (イ)14日 (ウ)2年間

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問40 解答・解説

健康保険の任意継続被保険者に関する問題です。

健康保険の被保険者は、退職しても、資格喪失日の前日までに「継続して2ヶ月以上の被保険者期間」があれば、健康保険の任意継続被保険者として、元の勤務先の健康保険に2年間加入できます。ただし、保険料は全額自己負担となります(通常は労使折半)。

なお、任意継続被保険者となるには、資格喪失日(退職日の翌日)から20日以内に保険者である健康保険組合・住所地を管轄する全国健康保険協会の都道府県支部に申し出る必要があります。

従って正解は、2.(ア)2ヵ月 (イ)20日 (ウ)2年間

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