問5 2011年5月実技(資産設計)

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文

    下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄(ア)の解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。

    <資料>
     
    (出所:会社四季報 東洋経済 2010年4集)

    ・ この企業の株価が4,300円である場合、2010年6月の連結決算におけるPBRは
    ( ア )倍となる。
    ・ この企業の株を1単元(1単位)保有していた場合(2008年8月1日に購入し、2010年1月31日に売却した場合)、所有期間において得られた配当金(税引前)は( イ )円である。

    1.(ア)1.09 (イ)27,000
    2.(ア)1.09 (イ)18,000
    3.(ア)1.66 (イ)27,000
    4.(ア)1.66 (イ)18,000

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問5 解答・解説

投資指標と配当金に関する問題です。

PBR(株価純資産倍率)=株価/1株当たり純資産 で、(ア)は株価が4,300円の場合のPBRですので、1株当たり純資産額が分かれば、PBRが分かります。
資料の真ん中一番下に、「1株純資産(円)<連10.6> 2,585(2,687)」という記載がありますが、これは、「2010年6月の連結決算における1株当たり純資産は2,585円です(前期は2,687円でした)。」という意味です。
従って、PBR=4,300円/2,585円=1.663…≒1.66倍 です。

また、この企業の株式1単元(1単位)は、資料の1番上の【株式】欄より、100株です。
また、配当については、資料の下段部分真ん中の【配当】欄に、1株当たりの配当金額が記載されています。
従って、2008年8月1日に購入し、2010年1月31日に売却した場合、2008年9月、2009年3月、2009年9月決算時それぞれで、配当金を受け取っています。
従って、1単元当たりの配当金合計=(88円+92円+90円)×100株=27,000円 です。

以上により正解は、3.(ア)1.66 (イ)27,000

問4             問6
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