問17 2011年1月実技(資産設計)

問17 問題文と解答・解説

問17 問題文

    小田太郎さんは、自宅の売却を検討しており、FPで税理士でもある中井さんに譲渡所得の金額の計算をしてもらうことにした。下記<資料>に基づいて計算した場合、課税長期譲渡所得金額として、正しいものはどれか。

    <資料>
    売却金額:5,000万円
    取得費  :土地建物は取得費が不明のため、概算取得費とする。
    譲渡費用:200万円
    居住用財産の特別控除:3,000万円
    ※居住用財産の特別控除の適用要件は満たしているものとし、所得控除は他の所得から控除するため、考慮しないものとする。
    ※この土地建物の譲渡は長期譲渡に該当する。
    ※課税長期譲渡所得金額の計算式は、「譲渡収入金額−(取得費+譲渡費用)−特別控除」とする。

    1.   800万円
    2. 1,300万円
    3. 1,550万円
    4. 1,750万円

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問17 解答・解説

課税長期譲渡所得に関する問題です。

土地や建物の譲渡所得は、譲渡した年の1月1日現在の所有期間が5年を超えると長期譲渡所得となり、課税長期譲渡所得=譲渡収入金額−(取得費+譲渡費用)−特別控除 です。

取得費が不明な場合には、概算取得費として譲渡価額の5%とすることができますので、
課税長期譲渡所得=5,000万円−(5,000万円×5%+200万円)−3,000万円
                =5,000万円−450万円−3,000万円=1,550万円

従って正解は、3. 1,550万円

問16             問18
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