問12 2011年1月実技(資産設計)
問12 問題文
下記<資料>の変額個人年金保険に関する次の(ア)〜(ウ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。
<資料>
[変額個人年金保険 保険証券(一部抜粋)]
契約者(保険料負担者):大久保 隆 様
被保険者
:大久保 隆 様
年金受取人 :大久保 隆 様
死亡給付金受取人
:大久保 咲子 様(妻)
契約日
:平成18年12月5日
年金支払開始日:平成28年12月5日
年金種類 :確定年金
年金支払期間
:10年
一時払い保険料:1,000万円
(ア)隆さんが毎年受け取る年金は、一時所得として所得税の課税対象となる。
(イ)契約日から6年目に解約し利益が出ていた場合には、一時所得として所得税の課税対象となる。
(ウ)支払った一時払い保険料は、10年間、個人年金に係る生命保険料控除の対象となる。
問12 解答・解説
個人年金保険の税務に関する問題です。
(ア)は、×。個人年金保険により受け取る年金は、雑所得として所得税の課税対象です。
(イ)は、○。一時払の養老保険や個人年金保険・変額個人年金などを契約から5年以内に解約した場合、金融類似商品として受取差益に20%の源泉分離課税となります。しかし、6年目以降の解約差益は、通常の生命保険の解約返戻金等と同様、一時所得として所得税の課税対象となります。
(ウ)は、×。保険料一時払の個人年金保険の場合は、一般の生命保険料控除の対象となります。
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