問9 2011年1月実技個人資産相談業務
問9 問題文
個人の住民税の納付に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句を,下記の〈語句群〉のA〜Iのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
住民税の賦課期日(課税される基準となる日)は,その年の(
1
)であり,給与所得者の場合,原則として,その者の前年分の所得の金額をもとに計算された税額を給与の支払者が給与を支払う際に特別徴収の方法により(
2
)までの12回に分けて差し引き,納付する。
なお,その年度分の個人住民税について,退職等の事由により特別徴収できない場合には,納税者本人が市町村または特別区から送付された納税通知書および納付書により納付することになるが,この納付方法を(
3 )徴収という。
〈語句群〉
A.1月1日 B.3月31日 C.4月1日
D.その年4月からその翌年3月
E.その年6月からその翌年5月
F.その年10月からその翌年9月 G.一般 H.普通 I.選択
問9 解答・解説
個人住民税の納付に関する問題です。
住民税は、その年の1月1日が賦課期日(課税される基準となる日)で、その年の1月1日に住所があった都道府県・市区町村に住民税を納めることになります。
サラリーマンなど給与所得者の場合は、前年分の所得金額をもとに、会社が給与を支払う際、その年6月からその翌年5月までの12回に分けて住民税を天引きします(特別徴収)。
なお、退職等で特別徴収できない場合は、納税者本人が納税通知書・納付書で直接納付する「普通徴収」で納付します。
従って正解は、(1)
A.1月1日 (2) E.その年6月からその翌年5月 (3)
H.普通
本来なら税金は納税者が自分で直接納めるものなんです。
だから直接納付は「普通」で、天引きは本来「特別」なものなんですよ。
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