問9 2011年1月実技生保顧客資産相談業務
問9 問題文
X社が現在加入している《設例》の逓増定期保険に関する次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答欄に記入しなさい。
(1)
当該生命保険契約の単純返戻率(解約返戻金÷払込保険料累計額)は,逓増率変更年度から上昇し,第9保険年度の前後にピークを迎え,その後,保険期間満了時まで同程度の水準を維持しながら推移する。
(2)
X社が当該生命保険契約を解約した場合にX社が受け取る解約返戻金は,Aさんに支給する役員退職金の原資として活用する以外に,借入金返済や設備投資等の事業資金としても活用することができる。
(3)
X社は,Aさんの勇退時に当該生命保険契約を解約せず,契約者をAさん,死亡保険金受取人をAさんの配偶者等に名義変更し,当該生命保険契約を役員退職金の一部として現物支給することができる。
問9 解答・解説
逓増定期保険の商品性に関する問題です。
(1)
は、×。逓増定期保険の単純返戻率(解約返戻金÷払込保険料累計額)は、逓増率変更年度から上昇し、保険金額のピーク前後とともにピークを迎えますが、その後保険期間満了時まで年々逓減しながら推移します(保険金額は同程度の水準を維持)。
(2)
は、○。逓増定期保険では、企業が受け取った解約返戻金は、役員退職金以外にも借入金返済や設備投資等の事業資金としても活用できます。
(3)
は、○。逓増定期保険は、契約者を役員本人、死亡保険金受取人を配偶者等に名義変更することで、役員退職金の一部として現物支給
できます。
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