問8 2011年1月実技生保顧客資産相談業務

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文

Aさんの勇退時期である3年後,X社は《設例》の生命保険を解約し,当該解約返戻金をAさんに支給する役員退職金の原資として活用する予定である。解約時のX社の経理処理(仕訳)について,下記<条件>を基に,空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句または数値を,下記の〈語句群〉のA〜Jのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。

<条件>
・解約時までにX社が支払った保険料は,42,000千円とする。
・解約返戻金の額は,39,500千円とする。

<解約時の経理処理(仕訳)>
 

 〈語句群〉
A.2,500    B.8,000   C.18,500     D.21,000       E.39,500
F.42,000   G.50,000   H.未収入金   I.解約返戻金  J.前払保険料

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問8 解答・解説

    平成20年2月28日以降の逓増定期保険の契約は、経理処理が以下の通りとなりました。

    契約日が平成20年2月28日以降の場合、
    期間満了時年齢45歳超の場合、2分の1損金算入
    期間満了時年齢70歳超、契約時年齢+保険期間×2=95超の場合、3分の1損金算入
    期間満了時年齢80歳超、契約時年齢+保険期間×2=120超の場合、4分の1損金算入
    となり、満了時年齢45歳以下の場合は全額損金算入となります。

    本問ですと、保険期間満了時の被保険者年齢は60歳ですので、満了時45歳超、前半6割期間での保険料支払い時は2分の1資産計上(前払保険料)に該当します(残り2分の1は損金算入)。
    また、解約時は資産計上額<解約金の場合は差額を雑収入として益金計上し、資産計上額>解約金の場合は差額を雑損失として損金計上します。

    問題文では現在までの払込済保険料4,200万円ですから、前払保険料としての資産計上額は半額の2,100万円。
    よって資産計上額2,100万円<解約金3,950万円ですので、差額1,850万円は雑収入として益金計上します。

    従って正解は、 (1)E.39,500 、 (2)J.前払保険料、 (3)D.21,000、 (4) C.18,500

問7             問9
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