第1問 2011年1月実技生保顧客資産相談業務
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問1》〜《問3》)に答えなさい。
《設
例》
株式会社X社(以下,X社という)に勤務するAさん(58歳)は,妻Bさんとの2人暮らしである。また,1人娘である長女Cさん(会社員)は,会社員の夫とともに,Aさんの自宅近くで暮らしている。
X社の定年退職の年齢は満60歳であるが,Aさんは再雇用制度を利用し,63歳になるまでの間,同じ職場で働き続ける予定である。
なお,Aさんは,若いころに国民年金の保険料を納付していない時期がある。
Aさんは,最近,自分の公的年金がどのくらい支給されるのか,自分が死亡した場合に公的年金制度からの遺族給付がどのくらい支給されるかなど,自分や家族に係る公的年金制度の概要について知りたいと思っている。そこで,Aさんは懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
なお,Aさんおよび家族に関する資料等は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料>
・Aさん 1952(昭和27)年4月14日生まれ
58歳
X社に勤務する会社員(健康保険,厚生年金保険,雇用保険に加入中)
・妻Bさん 1955(昭和30)年4月10日生まれ
55歳
専業主婦(Aさんの健康保険の被扶養者であり,国民年金に加入中)
現在および将来も,Aさんと生計維持関係にある。
・長女Cさん 1981(昭和56)年6月12日生まれ
29歳
会社員(健康保険,厚生年金保険,雇用保険に加入中)
会社員の夫と2人暮らしである。現在,妊娠している。
<公的年金加入歴(見込みを含む)>
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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