問28 2011年1月学科

問28 問題文と解答・解説

問28 問題文択一問題

    国内金融商品取引所における市場デリバティブ取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

    1.東京証券取引所で行われる長期国債先物取引は、利率や償還期限などを標準化して設定された「標準物」を取引の対象としている。

    2.TOPIX先物取引は、取引最終日までに転売または買戻しによって決済する方法と、最終決済期日に最終決済する方法がある。

    3.オプション取引には、取引開始日から取引最終日までいつでも権利行使可能なヨーロピアンタイプと、満期日に限り権利行使可能なアメリカンタイプがある。

    4.オプション取引において、「コール」、「プット」にかかわらず、買い手の損失は限定される。

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問28 解答・解説

デリバティブ取引に関する問題です。

1.は、適切。東京証券取引所の長期国債先物取引は、実際に発行されている債券そのものではなく、利率や償還期限などを標準化して設定された「標準物」が取引対象です。

2.は、適切。TOPIX先物取引の決済方法は、取引最終日までの転売か買戻しでの決済と、最終決済期日での最終決済の2つです。
最終決済は、最終清算指数(S.Q)に従って行われるため、投資家が注目する指標の1つにもなっています。

3.は、不適切。オプション取引のうち、ヨーロピアンタイプは満期日に限り権利行使可能であるのに対し、アメリカンタイプは取引開始日から取引最終日までいつでも権利行使可能です。

4.は、適切。オプション取引では、「コール」、「プット」にかかわらず、買い手の損失は限定されますが、オプションの売り手の損失は理論上無限大となります。

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