問21 2010年9月実技(資産設計)

問21 問題文と解答・解説

問21 問題文

    下記<資料>の宅地(貸家建付地)について、路線価方式による相続税評価額として、正しいものはどれか。なお、借家権割合は30%、賃貸割合は100%とする。
    <資料>
     
    注1:奥行価格補正率24m以上28m未満 0.99
    注2:その他の記載のない条件は考慮しないものとする。

    1.  49,500,000円
    2.  74,250,000円
    3. 101,475,000円
    4. 123,750,000円

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問21 解答・解説

路線価方式の相続税評価額に関する問題です。

路線価方式とは、道路(=路線)ごとに国税局長が決定した土地の単価(路線価)に基づく相続税評価額の計算方法です。
路線価図には、各路線上に数字とアルファベットが記載されており、数字は路線価(1u当たり千円)、アルファベットは借地権割合を示します。

資料では、路線上に「250D」と記載されていますので、路線価は250千円/u、借地権割合は60%です。
また、資料の宅地の奥行は25mで、奥行価格補正率が「24m以上28m未満 0.99」とありますから、この補正率が適用され、自用地価格の計算は以下の通りとなります。

宅地の自用地価額=路線価×敷地面積×奥行価格補正率
             =25万円×20m×25m×0.99=12,375万円

貸家建付地の評価額=自用地評価額×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)
                    =12,375万円×(1−60%×30%×100%)
                    =10147.5万円

従って正解は、3. 101,475,000円

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