問4 2010年9月実技(資産設計)
問4 問題文
個人投資家の外国債券または外貨建てMMFへの投資に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)外国政府または外国法人が、日本国内で円貨建てで発行する債券(サムライ債)の場合にも、為替変動リスクが生じる。
(イ)外貨建てMMFの投資対象は、外国の国債のみに限られており、その他の債券等は投資の対象外である。
(ウ)外貨で発行された外国債券が満期償還を迎えて、円に戻した場合、購入時よりも円高である方が受取金額は大きくなる。
(エ)外貨建てMMFの分配金は20%の源泉分離課税であり、売却時に為替差益が生じた場合は非課税となる。
問4 解答・解説
外国債券・外貨建てMMFに関する問題です。
(ア)は、×。サムライ債とは、外国の政府・法人が、日本国内で円建てで発行する債券ですが、円建ての金融商品には為替変動リスクがありません。
(イ)は、×。外貨建てMMFの投資対象は、高格付けの国債・地方債・社債・コマーシャルペーパーなどで、国債に限定されていません。
(ウ)は、×。外貨建ての外国債券は、満期償還時に購入時より円高の場合、円換算での受け取り金額は少なくなり、円安の場合は大きくなります。
外貨建ての金融商品には、このような為替変動リスクがあるわけです。
(エ)は、○。外貨建てMMFの分配金は20%の源泉分離課税で、売却時の為替差益は非課税です。
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