問3 2023年1月実技資産設計提案業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

下記<資料>は、飯田さんが同一の特定口座内で行ったQW株式会社の株式取引に係る明細である。飯田さんが2023年1月10日に売却した200株について、譲渡所得の取得費の計算の基礎となる1株当たりの取得価額として、正しいものはどれか。なお、計算結果について円未満の端数が生じる場合には切り上げて円単位とすること。

<資料:QW株式会社の株式の取引明細>

※売買委託手数料や消費税については考慮しないこととする。
※その他の記載のない条件については一切考慮しないこととする。

1.3,410円

2.3,660円

3.3,699円

4.3,820円

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問3 解答・解説

株式等の譲渡所得に関する問題です。

株式を譲渡した際の譲渡所得の計算式は以下の通りです。
株式等の譲渡所得=譲渡価額−(取得費+手数料等)

ただし、同一銘柄の株式を2回以上購入し、その後一部を譲渡した場合の取得費は、「加重平均した1株当たりの価額×売却株式数」で計算します。

よって、本問の場合、加重平均した1株当たりの価額は以下の通り。
2017年:300株×3,660円=1,098,000円
2019年:200株×3,410円=682,000円
2020年:100株×4,390円=439,000円
1株当たり価額=(1,098,000円+682,000円+439,000円)÷(300株+200株+100株)
       =2,219,000円÷600株=3,698.33…→3,699円 ←円未満切上げ

従って正解は、3.3,699円

なお、譲渡所得の計算は、以下の通りとなります。
取得費 :3,699円×売却株式数200株=739,800円
譲渡価額:6,280円×売却株式数200株=1,256,000円
譲渡所得:譲渡価額1,256,000円−取得費739,800円=516,200円

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