問5 2020年9月実技資産設計提案業務
問5 問題文
下記は、追加型公募株式投資信託において投資家が負担する費用についてまとめた表である。下記の(ア)〜(エ)の記述について、最も不適切なものはどれか。
1.(ア)同じ投資信託でも、販売会社ごとに手数料率が異なる場合がある
2.(イ)運用会社(委託者)に支払われる
3.(ウ)日々、差し引かれる
4.(エ)受託会社
問5 解答・解説
投資信託の購入手数料・信託財産留保額・運用管理費用(信託報酬)に関する問題です。
1.は、適切。購入手数料は、投資信託の購入時に販売会社に対して支払う手数料ですが、同じ投資信託でも購入する販売会社によって購入時手数料の金額は異なります。
2.は、不適切。信託財産留保額は、投資家間の公平性を保つために、買付や換金に係る諸費用を買付代金に加算もしくは換金代金から差し引く金額ですが、換金時の基準価額に所定の料率を乗じて算出され、その後の基準価額や分配金に反映されます。
なお、運用管理費用(信託報酬)は、その一部が投資信託委託会社の収入となります。
3.は、適切。運用管理費用(信託報酬)は、投資家が負担するコストで、投信の保有期間中に日々信託財産から差し引かれます。
4.は、適切。運用管理費用(信託報酬)は、運用のための費用や情報開示のための費用として、投資家が負担するコストであり、運用管理費用(信託報酬)は、委託会社(運用会社)には運用にかかる費用や報酬等、受託会社(信託銀行)には資産の保管・管理費用等、販売会社には事務代行業務の報酬として配分されます。
従って正解は、2
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