2級FP過去問解説　問24　2017年9月実技（資産設計）

橋口家のキャッシュフロー表の空欄（ウ）に入る数値を計算しなさい。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。

複利計算に関する問題です。

（ウ）は、3年後の金融資産残高ですから、2年後の金融資産残高583万円に、変動率1％の増加分と、3年後の年間収支を加えた金額です。
3年後の年間収支は、3年後の収入合計621万円−支出合計509万円＝112万円です。
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、112万円追加ですね。

複利計算の計算式は、元金×(1＋利率÷100)Ｎ乗　です（Ｎ＝投資期間）。

よって、3年後の金融資産残高＝583万円×(1＋1÷100)1乗＋112万円＝700.83≒701万円（万円未満四捨五入）

従って（ウ）は、701(万円)

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