第5問 2016年9月実技中小事業主資産相談業務
第5問 問題文
非上場会社であるＸ株式会社（以下、「Ｘ社」という）の代表取締役社長であるＡさん（68歳）の推定相続人は、妻Ｂさん（64歳）と長男Ｃさん（42歳）の２人である。
Ａさんは、Ｘ社の専務取締役である長男Ｃさんに事業を承継して勇退することを決意した。Ａさんは、「非上場株式等についての贈与税の納税猶予制度」を活用して、所有するＸ社株式を長男Ｃさんに贈与することを検討している。
Ｘ社に関する資料は、以下のとおりである。
第5問 資料
〈Ｘ社の概要〉
(1) 業種 食料品製造業
(2) 資本金等の額 7,500万円（発行済株式総数1,500,000株、すべて普通株式で１株につき１個の議決権を有している）
(3) 株主構成
Ａさん ：1,200,000株
妻Ｂさん ：150,000株
長男Ｃさん：150,000株
(4) 株式の譲渡制限 あり
(5) 従業員数 95人
※Ｘ社株式の相続財産評価上の規模区分は「中会社の大」であり、特定の評価会社には該当しない。
(6) Ｘ社および類似業種の比準要素等
※すべて１株当たりの資本金等の額を50円とした場合の金額である。
(7) Ｘ社株式の純資産価額方式による１株当たりの評価額 386円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
問12
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