問34 2016年5月学科
問34 問題文択一問題
所得税における医療費控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.その年の12月31日までに受けた治療に係る医療費を、翌年の1月以降に現金で支払う場合、治療を受けた年の医療費控除の対象となる。
2.診療を受けるために電車等の公共交通機関を利用した際に支払った通院費で通常必要なものは、医療費控除の対象となる。
3.風邪の治療のための一般的な医薬品の購入費は、医師の処方がなくても、医療費控除の対象となる。
4.人間ドックにより重大な疾病が発見され、かつ、診断に引き続きその疾病の治療をした場合の人間ドックの費用は、医療費控除の対象となる。
問34 解答・解説
医療費控除に関する問題です。
1.は、不適切。医療費控除の対象は、その年に実際に支払った金額で、年末時点での未払い分は対象外です。
2.は、適切。医療機関への交通費は、原則として公共交通機関を利用した場合に医療費控除の対象となります。なお、緊急時や歩行が困難な場合等であればタクシーも対象となります。
3.は、適切。市販薬の購入費も医療費控除の対象ですので、医師の処方箋がない薬でも対象となります。
4.は、適切。人間ドックでの検査費用は、検査で重大な疾病が発見され、引き続き疾病の治療を行った場合に、医療費控除の対象となります。
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