問10 2014年9月実技資産設計提案業務
問10 問題文
下記<資料>は、投資用マンションについての概要である。この物件の実質利回り(年率)として、正しいものはどれか。なお、下記に記載のない事項については一切考慮しないこととし、計算結果については小数点以下第3位を四捨五入すること。
<資料>
・ 購入費用総額:1,750万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額)
・ 想定される賃料(月額):90,000円
・ 運営コスト(月額):
管理費等…10,000円
家賃代行手数料…月額賃料の5%
・ 想定される固定資産税(年額):60,000円
1.4.83%
2.5.18%
3.5.83%
4.6.17%
問10 解答・解説
不動産投資の利回りに関する問題です。
実質利回りとは、投資した金額に対して年間でどれだけの純収益を得られるかを表したものですので、
実質利回り=純収益/投資金額×100 で計算できます。
資料のうち、収益に関するものは、収入…想定賃料、支出…管理費等・家賃代行手数料・固定資産税、ということになります(家賃代行手数料とは、家賃回収の代行を依頼した場合の手数料のこと)。
従って、純収益=9万円×12ヶ月−1万円×12ヶ月−9万円×5%×12ヶ月−6万円
=84.6万円
よって、不動産投資実質利回り=84.6万円/1,750万円×100=4.834…≒4.83%
従って正解は、1. 4.83%
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