第1問 2014年1月実技個人資産相談業務
第1問 問題文
Aさん(58歳)は,妻Bさん(55歳)との2人暮らしである。Aさんは,高校卒業後から現在に至るまで,X社に勤務している。X社は満60歳定年制を採用しているが,継続雇用制度を利用することにより,60歳以後も勤務することが可能である。
Aさんは,公的年金を何歳から,どのくらい受給できるのかを把握したうえで,継続雇用制度の利用を検討したいと考えている。そこで,Aさんは,ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんおよび妻Bさんに関する資料〉
(1) Aさん
昭和30年4月9日生まれ
厚生年金保険,全国健康保険協会管掌健康保険,雇用保険に加入中である。
〔公的年金の加入歴(見込みを含む)〕
(2) 妻Bさん(専業主婦)
昭和33年10月30日生まれ
大学卒業後から25歳まで厚生年金保険に加入。Aさんと結婚後から現在までは国民年金に加入し,保険料未納期間はない。
※妻Bさんは,現在および将来においても,Aさんと同居し,生計維持関係にあるものとする。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても,公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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