問24 2012年5月実技資産設計提案業務
問24 問題文
筒井さんが4年後の平成28年に住宅ローンを組んで住宅を購入するに当たり、購入できる物件価格の上限額を下記<条件>に基づいて試算した。下記の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値を解答欄に記入しなさい。
筒井家のキャッシュフロー表
<条件>
・ 平成27年末の金融資産残高から、その年(平成27年)の世帯年収(夫婦の収入合計)の2分の1相当額を手元に残し、残りを住宅購入のための自己資金に充てる。不足分は住宅ローンを利用する。
・
住宅購入のための自己資金については、頭金(物件価格の2割相当額)および諸費用(物件価格の1割相当額)に充てる。
問24 解答・解説
不動産の購入可能上限額に関する問題です。
本問では、自己資金=金融資産残高−世帯収入の2分の1 ということですから、まずは平成27年末の世帯収入を確認します。
平成27年末は3年後ですから、キャッシュフロー表より、世帯年収は610万円となっています。
よって、自己資金=1,022万円−610万円÷2=717万円
次に、自己資金は頭金(物件価格の2割)と諸費用(物件価格の1割)に充てるため、以下の計算式が成り立ちます。
自己資金717万円=頭金+諸費用=物件価格×20%+物件価格×10%
よって、物件価格=717万円÷30%=2,390万円
従って正解は、(ア)717 (イ)2,390
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