問23 2010年9月実技(資産設計)
問23 問題文
布施家の子ども2人が予定どおり進学した場合のキャッシュフロー表の空欄(イ)に入る年間教育費の予測数値(学校給食費と学校外活動費を含む)を計算しなさい。
計算に当たっては、高校授業料無償化については一切考慮せず、下記のデータを使用して計算すること。その際、平成20年度から平成22年度まで下記データの数値は変わらないものとし、平成23年度以降は年率1%の変動率を加味すること。
なお、初年度納付金は考慮しないものとする。
また、解答に当たっては、計算過程では円単位まで算出し、解答については万円未満を四捨五入し、解答用紙に記載されている単位に従うこととする。
<中学校・高等学校の教育費(1人当たりの年間平均額)>
(単位:円)
出所:文部科学省 平成20年度「子どもの学習費調査」
問23 解答・解説
複利計算に関する問題です。
(イ)は、3年後の教育費で、資料の教育費に、変動率1%の増加分を加えた金額です。
つまり、3年間の複利計算で資料の教育費より1%上昇した金額ということですね。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)。
長女は私立高校、長男は公立高校に進学予定ですから、
3年後の長女の教育費=(782,953円+197,898円)×(1+1÷100)3乗
=1010571.766151円≒1,010,571円
3年後の長男の教育費=(356,937円+159,249円)×(1+1÷100)3乗
=531826.951986円≒531,826円
よって、3年後の教育費=長女の教育費+長男の教育費
=1,010,571円+531,826円=1,542,397円≒154万円
従って(イ)は、154
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