問17 2010年9月実技(資産設計)
問17 問題文
竹野内さんは、平成22年1月に建物を購入し事業の用に供している。竹野内さんの平成22年分の減価償却費として必要経費に算入する金額として、正しいものはどれか。なお、建物の取得価額は7,000万円、平成22年中の事業供用月数は12ヵ月、耐用年数は50年とする。
<耐用年数表(抜粋)>
耐用年数:50年 定額法の償却率:0.020 定率法の償却率:0.050
1. 1,260,000円
2. 1,400,000円
3. 3,150,000円
4. 3,500,000円
問17 解答・解説
減価償却に関する問題です。
平成10年4月1日以降に新たに建物を取得した場合、減価償却の償却方法は定額法です(以前は定額法と定率法を選択できました)。
・定額法…毎年一定額を償却する方法
・定率法…毎年償却残高の一定割合を償却する方法
※減価償却…建物などの取得価額のうち、毎年一定額または一定割合を経費計上すること
減価償却費=取得価額×償却率×事業供用月数/12
よって、取得価額7,000万円・償却率0.02(定額法)・事業供用月数12ヵ月の建物の減価償却費は、
7,000万円×0.02×12/12=140万円
従って正解は、2. 1,400,000円
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