問9 2014年1月実技資産設計提案業務

問9 問題文と解答・解説

問9 問題文

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建物を建築する場合の建築面積の最高限度として、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこと。

<資料>



1.240u

2.280u

3.300u

4.320u

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問9 解答・解説

建築面積の上限に関する問題です。

建築物の敷地が、建ぺい率の異なる2つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の最大建築面積は、「各地域の面積×各建ぺい率」の合計となります。
第二種住居地域部分の建築面積=100u×6/10=60u
近隣商業地域部分の建築面積=300u×8/10=240u
対象地全体の建築面積の最高限度=60u+240u=300u

以上により正解は、3.300u

なお、建築物の敷地が、建ぺい率の異なる2つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の建ぺい率は、加重平均、つまり各土地の建築面積の合計を、土地面積の合計で除して計算します。
敷地全体の建ぺい率=(A建築面積+B建築面積)÷(A土地面積+B土地面積)×100
※建築面積=土地面積×その地域の建ぺい率

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